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浜松でなぜ41・1度 国内最高気温に5つの条件  

浜松市で国内最高気温が観測されたメカニズムを表したイメージ(産業技術総合研究所提供)
浜松市で国内最高気温が観測されたメカニズムを表したイメージ(産業技術総合研究所提供)

 静岡県浜松市で昨年8月、国内最高気温となる41・1度を観測した気象のメカニズムを、産業技術総合研究所などの研究グループが突き止めた。特定の気圧配置など4つの条件に加え、昇温した風が都市部を吹き抜ける際に地表の熱を加えてさらに高温化したことが理由。同じ5つの条件が揃(そろ)い得る地域であれば、今後、同様の高温が発生する可能性があるという。研究者は「今後頻発するだろう猛暑のメカニズムを理解すると同時に、電力需要の予測にもつなげたい」と話している。

高温のための「5つの条件」

 突き止めたのは、国立研究開発法人「産業技術総合研究所(産総研)」環境動態評価研究グループ付の高根雄也さんら。研究成果は3月、日本気象学会の科学誌「天気」に掲載される。