「アウターライズ地震」警戒を 断層発見、東北で30メートル級大津波も

 東日本大震災後に誘発が懸念されている「アウターライズ地震」が起きると、30メートル級の巨大津波が東北沿岸に押し寄せる恐れがあることが徳島大などの調査で分かった。日本海溝沿いで30本以上の断層を発見し、最大でマグニチュード(M)8・7の地震が起きる可能性があることを突き止めた。地震の切迫度は不明だが、調査チームは警戒を呼び掛けている。

 アウターライズ地震は、陸から見て海溝のすぐ外側(アウター)で、海底が隆起(ライズ)している場所で起きる地震のこと。海洋プレート(岩板)の内部の浅い場所で引っ張る力が働き、断層が上下方向にずれて海底が大きく動くため津波が巨大化しやすい。