
平成28年4月14日に発生した熊本地震から5年。観測史上初めて短期間に同じ場所で2度の震度7を記録した衝撃は地震の常識を覆した。また、余震への恐れは避難生活へも影響し、震災関連死は建物倒壊による直接死の4倍以上となるまれにみる災害となった。今後懸念される南海トラフ地震などに教訓をどう生かすべきか。地震を専門とする東北大災害科学国際研究所の遠田晋次教授と、防災が専門の京都大防災研究所、矢守克也教授に聞いた。(聞き手 北村理)
平成28年4月14日に発生した熊本地震から5年。観測史上初めて短期間に同じ場所で2度の震度7を記録した衝撃は地震の常識を覆した。また、余震への恐れは避難生活へも影響し、震災関連死は建物倒壊による直接死の4倍以上となるまれにみる災害となった。今後懸念される南海トラフ地震などに教訓をどう生かすべきか。地震を専門とする東北大災害科学国際研究所の遠田晋次教授と、防災が専門の京都大防災研究所、矢守克也教授に聞いた。(聞き手 北村理)