ラグビーW杯 関西で“ほんまもん”の面白さ体感 競技人口増加の後押しに

スポーツ記者リポート
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 まだ注目度が低い分、伸びしろは多くある。来年9月20日に開幕するラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会まで1年を切った。大阪と神戸を含む全国12の開催地では競技場などハード面の整備が整い、今後は機運向上へのラグビー界全体の取り組みがポイントになる。

 W杯日本大会組織委員会によると、16年のアジア全土の競技人口は約56万2千人。世界的にも水準は低い。競技振興を図る国際統括団体ワールドラグビーのビル・ボーモント会長は、アジア初開催の今大会の意義を「ラグビーは変革の原動力で、アジア大陸で競技を広められると信じている」と強調する。