稀勢の里、相撲一筋17年 数々のドラマを残して土俵人生に幕

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2004年11月、新入幕を果たした大相撲九州場所の番付表を手に笑顔の稀勢の里=福岡市東区

2004年11月、新入幕を果たした大相撲九州場所の番付表を手に笑顔の稀勢の里=福岡市東区

 東京・両国国技館で行われる平成最後の本場所で、昭和の雰囲気を漂わせる数少ない力士となった稀勢の里が戦いの幕を下ろした。進退問題がくすぶる中で臨んだ初場所は、初日から3連敗発進。昨年秋場所千秋楽から続く不戦敗を除いた連敗は横綱ワーストの「8」に伸び、常勝を義務付けられる最高位の責務を果たせないと悟った32歳の決断だった。

 昨年名古屋場所で初優勝を飾った御嶽海ら大卒力士が幕内に居並ぶようになってきた角界へ飛び込んだのは中学在学時の平成14年3月。厳格な指導で知られた先代鳴戸親方(元横綱隆の里、故人)らの薫陶を受けながら、相撲一筋で駆け抜けてきた17年だった。

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