灯す

第3部 試練を越えて(4)「環境先進国」復権へ 福島に水素の聖火を

 東京五輪で日本が目指すのは、東日本大震災後に傷ついた環境先進国としての姿の再発信だ。新型コロナウイルスという未曽有の試練に見舞われる中、来年夏に見せる聖火は、生まれ変わった日本の「再生の象徴」となる。

                  

 この春、聖火リレーのルートにもなっていた福島県浪江町で、エネルギー政策の未来を開く施設が稼働を始めた。

 「福島水素エネルギー研究フィールド」。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が運営する東京ドーム5個分という敷地を誇る世界最大級の「水素工場」だ。

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