コロナ スポーツ再始動

苦渋…史上初の無観客開幕 野球の灯消さぬ 決意新た

【プロ野球ロッテ対西武】1回、西武・山川穂高が先制3点本塁打を放ち、ベンチ前で「どすこい!」 =ZOZOマリンスタジアム(撮影・尾崎修二)
【プロ野球ロッテ対西武】1回、西武・山川穂高が先制3点本塁打を放ち、ベンチ前で「どすこい!」 =ZOZOマリンスタジアム(撮影・尾崎修二)

 7月10日、ZOZOマリンスタジアム。ロッテ-西武戦の初回、いきなり西武の主砲、山川穂高がライトスタンドに3点本塁打を放つ-。ベンチ前でいつものポーズを決めて「どすこい!!」。山川の声が球場内に響くと、大きな拍手が沸き起こった。

 前後は空席、左右は十分な距離を取って座った観客たち。恒例の鳴り物の応援はなく、バットがボールをたたく乾いた打球音、ベンチで選手たちが叫ぶ声…。普段なら耳に届かない野球の息づかいを感じながら、観客は拍手と声援という新しい応援スタイルで選手たちを見守った。

 約3カ月遅れてプロ野球が開幕したのは6月19日。広島-DeNAの開幕戦が行われた横浜スタジアムは新型コロナウイルス対策のため、“厳戒態勢”が敷かれた。報道陣の入り口では係員が体温をチェック。当日の主な行動について時間、場所、接触者などを記入する「体調チェック&行動記録シート」も義務付けられた。

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