灯す

第5部 パラリンピック (2)新たなスポーツの形

「できない」から「できる」、そして「ともに」

 「できない」。かつて障害者とスポーツは互いに相いれることができない存在だと考えられてきた。

 それを「できる」というマインドに変化させたのが1964年の東京パラリンピックだった。

 以来半世紀。障害者とスポーツとの関係は、新たな地平にたどり着こうとしている。

                  

 たくましい体に明るく陽気な表情、明日への希望を抱く前向きな心-。東京五輪の余韻が残る中で開催された前回の東京パラリンピック。躍動する各国の選手は、日本選手団の目に、そう映っていた。