灯す

第7部 のこす(1)コロナ克服した五輪 次世代への遺産に

 2度目の東京五輪には使命がある。

 いつか、日本で3度目の聖火を-。

 そんな種火を次の世代に残さなければならない。

 レースのない平日の名古屋競馬場(名古屋市港区)には、出入りの人影もまばらに静かな時間が流れていた。約20ヘクタールの広大な敷地では、1年半後の競馬場移転を境に跡地開発が始まり、「アジアの五輪」と呼ばれる国際スポーツ大会の選手村にも活用される。