フィギュアスケート通信

北京五輪へチェン包囲網 羽生、鍵山…男子勢が描く来季のプラン

男子で3位の羽生結弦のフリー=ストックホルム(ISU提供・ゲッティ=共同)
男子で3位の羽生結弦のフリー=ストックホルム(ISU提供・ゲッティ=共同)

 フィギュアスケートの世界選手権が3月27日に終了し、日本の男子は、2~4位を鍵山優真(神奈川・星槎国際高横浜)、羽生結弦(ANA)、宇野昌磨(トヨタ自動車)で固め、層の厚さを見せつけた。一方で、ネーサン・チェン(米国)が3連覇を達成。「日本勢vsチェン」の構図が浮き彫りになる中、来年に控える北京冬季五輪にどう挑むのか。それぞれが“正念場”となる来季のプランを語った。

鍵山、4回転最大4種類5本

 「4回転の種類をもう1、2種類増やさないと勝てないと目の前で実感した」

 銀メダルを獲得した鍵山は、大会から一夜明けた28日、こう話した。自身の直前に滑ったチェンのフリーの演技を念頭においての発言だった。チェンは、4回転4種類5本を組み込んだ高難度のプログラムをノーミスで演じ、フリーは鍵山に30点以上の差をつけた。特に、基礎点の合計はただ一人100点を超え、技術点は鍵山より23・5点高い125・89点だった。