平成の終わりに

真直なる天皇の大きなる道 平川祐弘・東京大学名誉教授

皇居に入られる皇太子ご夫妻=25日午後、東京都千代田区(佐藤徳昭撮影)
皇居に入られる皇太子ご夫妻=25日午後、東京都千代田区(佐藤徳昭撮影)

 新天皇の即位を祝し、天皇家のお歌を掲げ、皇室の弥栄(いやさか)を祈らせていただく。

 さしのぼる朝日のごとくさはやかにもたまほしきは心なりけり

 明治天皇は人はいかに生きるべきか、心がけをうたわれた。お歌は天皇様はじめだれしもがそうありたいと願う気持である。

 外国は日本を the Rising Sun 旭日の国と呼んだ。和歌をよみ心が動くほどの人は日本の民である。一国語、一歴史の民族の間では歌を介して心が通う。私ども昭和一桁世代は小学校で明治天皇御製をお習いした。

 あさみどり澄みわたりたる大空の廣きをおのが心ともがな