偏西風

地方の声聞く力はあるか 2人に1人が投票しない現実 堀川晶伸

参院選で候補の訴えを聞く徳島市内の有権者ら。陣営も投票を呼びかけたが、県の投票率は38・59%で全国最低だった(江森梓撮影)
参院選で候補の訴えを聞く徳島市内の有権者ら。陣営も投票を呼びかけたが、県の投票率は38・59%で全国最低だった(江森梓撮影)

 JRの駅から県庁や市役所に道路が延びる。街のメインストリートのはずだが、人通りはまばら。両側の商店街には下ろしたままのシャッターに「テナント募集」「貸店舗」と掲示された店が散見される。

 夏休みに盆の準備を手伝うため、両親が暮らす鳥取市に帰省した。冒頭の風景は程度の差こそあれ、全国の多くの都市に共通しているに違いない。「わが街を何とかしてほしい」という地方の住民の思いは、近年ではさらに強まっているはずだ。しかし-。

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