偏西風

あと4年、ハルカスの視界 「日本一」ビルが街を変えた

新しいランドマークとして街の風景を変えた「あべのハルカス」。手前左は通天閣=大阪市(本社ヘリから、恵守乾撮影)
新しいランドマークとして街の風景を変えた「あべのハルカス」。手前左は通天閣=大阪市(本社ヘリから、恵守乾撮影)

 高さ300メートルと日本一の超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)のタイトル返上が4年後に迫った。森ビルが8月、東京都港区で約330メートルのビルを令和5年までに建設する計画を発表し、三菱地所もJR東京駅北側に約390メートルのビルを9年度に完成させる計画だからだ。ただ「国内唯一のスーパートール(高さ300メートル以上の超高層ビル)」というランドマークはハルカスのある「あべの・天王寺」の風景を確実に変え、街づくりの核となることを示した。

「一番」に意味がある

 まさに絶景-。9月19日、ハルカス最上層の展望台「ハルカス300」に上った。これまで行く機会がなかったが、森ビルの計画発表後に「日本一のうちに…」と思い立った。大阪平野を360度の視界で見渡すことができ、はるかに明石海峡大橋を望む大阪湾の眺望に夕日が傾きかけていた。展望台は今月3日に入場者1千万人を達成した。