偏西風

「モノ・コト」その次は 大阪のおばちゃんで人を呼べ 大谷卓

今年6月のG20サミットに合わせ、英語の新曲を発表する大阪のグループ「オバチャーン」。地域の人が主役となり、インバウンドを引き寄せる取り組みに期待が集まる
今年6月のG20サミットに合わせ、英語の新曲を発表する大阪のグループ「オバチャーン」。地域の人が主役となり、インバウンドを引き寄せる取り組みに期待が集まる

 「大阪のおっちゃん、おばちゃんを世界へ発信すればいいと思いません?」

 あるセミナーで知り合った、広告動画の撮影・編集などを行う「シーズ ファクトリー」(大阪市中央区)代表の東野千宏さん(55)から、そう言われた。

 日本政府観光局の発表によると、訪日外国人客(インバウンド)は今年10月時点で計約2691万人(推計値)。大阪には上半期(1~6月)だけで約623万人(前年同期比6%増)が訪れた。関係悪化が続く韓国からの訪日が大幅に減っているとはいえ、インバウンドは日本の観光業界にとって欠かせず、「取り込む・呼び込む」取り組みは各地で盛んだ。