偏西風

ズーム、スカイプに続け IT国家の夢、大阪が推進力に 大阪経済部編集委員・粂博之

ウェブ会議アプリ「Zoom(ズーム)」の立体ロゴ(ロイター)
ウェブ会議アプリ「Zoom(ズーム)」の立体ロゴ(ロイター)

 複数の人が画面越しに顔を合わせて対話できるウェブ会議システムは、商談や採用面接から飲み会まで、さまざまな場面で使われるようになった。メッセージを即時にやり取りできるチャットアプリも活用が広がる。企業にとってこのシステムはもはや社会基盤で、市場はまだ伸びるとみられる。

 「役所のパソコンでのZoom(ズーム)使用は禁止されているといわれ、大事なウェブ会議が中止になりかけた。でも、担当者が自前のスマートフォンを使って何とか出席してくれた」。大阪市のあるベンチャー企業経営者は、すんでのところで霞が関に出張せずに済んだという。ズームにセキュリティー上の弱点が見つかり官公庁は及び腰になっているが、民間では「これ抜きの仕事など考えられない」。