偏西風

「18の春」大阪から変わる 高校生就活「1人1社制」見直し 大阪本社 写真報道局長・堀洋

 大阪府教育委員会が高校生の就職活動(就活)の「1人1社制」の慣行を令和3年度から見直す方針を決めた。大学生の就活と違い、高校生は企業求人に対し1人1社しか応募できないルールに全国的に縛られてきた。求人を希望者に効率的に割り振り、全体として短期間で就職活動を終える手法で、高度成長期から続いてきたという。この慣行が半世紀ぶりに見直される背景には、民法改正で4年4月から成人年齢が18歳に引き下げられることで、高校卒業時が大学生と同じ成人になるという現実がある。18歳=大人という転換は、社会にさまざまな影響を与えそうだ。

 高卒就職希望者は今年3月卒で約19万6千人で、このうち約18万1500人が就職した。秋田、沖縄両県を除く都道府県で採用する1人1社制の仕組みはこうだ。