100年先の新技術を描く 大阪万博、未来にはせる思い

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【大阪万博 未来図を世界へ(2)】

 「未来を予言したような世界だった。鉄腕アトムの世界はこうなるのかと」

 外務省の関西担当大使、石川和秀は、1970年大阪万博のことを鮮明に覚えている。当時、万博には未来に思いをはせる機運が満ちあふれていた。

 そんな大阪万博とともに発表された未来予測理論が、今も国内外で注目を集めている。オムロン創業者の立石一真が提唱した「SINIC(サイニック)理論」。高度成長期に、その後の工業社会の道筋を的確に予見していたのだ。