カードゲームで終末期を考える 「もしバナ」人気、研修にも

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「もしバナゲーム」を使って死生観を語り合う介護やリハビリの職員たち=大阪府茨木市

「もしバナゲーム」を使って死生観を語り合う介護やリハビリの職員たち=大阪府茨木市

 余命わずかと宣告されたとき、あなたは何を大切にしたいですか-。こうした話を気軽にしてもらうために医師が作ったカードゲーム「もしバナゲーム」が注目を集めている。合言葉は「もしものときのために縁起でもない話を」。ゲームは介護職員の研修にも用いられ、死生観を養いつつケアに生かそうとする試みが始まっている。(小野木康雄)