GAFAの猛威、実態は謎 課税逃れ、公取が実態調査へ 

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グーグル、アップルストア、フェイスブック、アマゾンのアイコン(鴨川一也撮影)

グーグル、アップルストア、フェイスブック、アマゾンのアイコン(鴨川一也撮影)

 頭文字を取り「GAFA(ガーファ)」と呼ばれる米IT大手4社(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン・コム)が日本でも猛威を振るっている。最近は自動運転車、AI(人工知能)搭載スピーカーなどインターネット以外の事業分野にも進出し、既存の日本企業を脅かし始めた。ただ、日本国内での事業展開や収益規模には“謎”が多く、課税逃れへの批判や顧客情報流出への警戒も強まっている。日本政府は公正取引委員会が実態調査に乗り出すなど、監視を強化する構えだ。(山口暢彦)

 「新たなライバルは、われわれの数倍のスピードで、豊富な資金を背景に新たな技術への積極的な投資を続けている」