レオパレス、業績至上主義と忖度の風土を脱せるか

会見するレオパレス21の宮尾文也取締役常務(左)、深山英世社長ら=29日午後、東京都中野区(古厩正樹撮影)
会見するレオパレス21の宮尾文也取締役常務(左)、深山英世社長ら=29日午後、東京都中野区(古厩正樹撮影)

 レオパレス21の外部調査委員会は29日、賃貸アパートの施工不良問題は順法意識や品質を軽視しても業績拡大を最優先する体質や、平成18年まで経営トップだった創業者の深山祐助氏のワンマン経営に対する忖度(そんたく)が原因だと結論付けた。こうした組織風土は現経営体制でも受け継がれ、問題に関連した調査や改修の遅れにつながった。新経営陣が企業体質を本当に改革できるか正念場を迎えている。

 最終報告では「業績改善のため、施工物件数拡大が目標となり、『走りながら考える』状況で、問題点に気付いても目をつぶって放置」したと指摘。法令の無視や軽視が横行した業績至上主義を厳しく批判した。