欧州で自転車需要が快走 環境ブームにコロナが拍車 関西の部品メーカーは活況

パリ中心部のリボリ通りで、自転車通勤する人たち(三井美奈撮影)
パリ中心部のリボリ通りで、自転車通勤する人たち(三井美奈撮影)

 新型コロナウイルス流行が続く欧州で、自転車ブームが起きている。電車やバスの混雑防止のため、各国政府や自治体が自転車通勤を後押しし、環境や健康に対する国民の意識も高まったためだ。フランスでは需要急増に供給が間に合わず、品切れ店が相次いでいる。(パリ 三井美奈)

 パリを東西に横切る大動脈「リボリ通り」は今春、朝の風景が様変わりした。バスやタクシーなど公共交通以外の車両乗り入れが禁じられ、自転車が大通りの主役になった。

 団体職員、トム・シュバリエさん(25)は、パリ郊外の自宅から市内に電動自転車で通勤している。「新型コロナで、ラッシュ時の地下鉄に乗るのが嫌になり5月、奮発して買いました。今は、どこに行くにも自転車。休日に森をサイクリングするのが趣味になりました。冬でも、気分いいですよ」と話す。