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「社外取締役」 女優や元選手も…法改正で増す期待、課題は「質」

不二家の社外取締役に就任する俳優の酒井美紀さん(左)。令和2年には「ペコちゃん70周年アンバサダー」にも起用された(不二家提供)
不二家の社外取締役に就任する俳優の酒井美紀さん(左)。令和2年には「ペコちゃん70周年アンバサダー」にも起用された(不二家提供)

 改正会社法が3月1日に一部施行され、一定規模以上の企業に社外取締役を置くことが義務付けられた。外部の目を入れることで経営の透明性が高まるなどの効果があるとされ、海外の機関投資家からは社外取締役の比率をさらに高めるよう要望が強まっている。一方、重要な役割が求められる社外取締役にふさわしい人材は限られているのが実情で、今後は「量」だけでなく「質」の確保も課題となってくる。

 「女優というだけでなく、国際NGOの親善大使を務めるなど公的な活動もしており、経営に助言をいただけたら」

 洋菓子販売の不二家の担当者は、3月24日付で社外取締役となる女優の酒井美紀さんの選任理由をこう説明する。