大河ファン離れ「いだてん」息切れ

「いだてん~東京オリムピック噺~」の発表会見で記念撮影をする左から田畑政治役の阿部サダヲ、金栗四三役の中村勘九郎、脚本の宮藤官九郎 =4月3日、東京都渋谷区のNHK放送センター(早坂洋祐撮影)
「いだてん~東京オリムピック噺~」の発表会見で記念撮影をする左から田畑政治役の阿部サダヲ、金栗四三役の中村勘九郎、脚本の宮藤官九郎 =4月3日、東京都渋谷区のNHK放送センター(早坂洋祐撮影)

 NHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(日曜、午後8時)の視聴率低下が止まらない。平成最後の放送だった4月28日に7・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)にまで落ち、大河ドラマワースト記録を更新した。“固定客”が徐々に離れ、それに代わる新規視聴者を取り込めていない苦境が続いている。(三宅令)

 視聴率は過去最低

「いだてん」は、初回視聴率15・5%でスタート。だが、早くも2月半ばには1桁台に落ち込んだ。大河ドラマで最低は平成24年放送「平清盛」の7・3%だが、これは11月の時点だった。同志社女子大の影山貴彦教授(メディアエンターテインメント論)は「大河好きのシニア層が徐々に離れ、開始から4カ月たってもそれを埋める新規ファンを獲得できていない」と指摘する。