第一次大戦終結から1世紀 終わらぬ戦争 激戦地ベルダンを訪ねて

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フランス北部ベルダンに置かれている戦没者の記念碑(三井美奈撮影)

フランス北部ベルダンに置かれている戦没者の記念碑(三井美奈撮影)

 第一次大戦(1914~18年)の終結から今月11日で、100年を迎える。約30万人が死亡・行方不明となったドイツ、フランス両軍の激戦地ベルダンを訪ねると、今も遺骨収集と遺族捜しが続いていた。戦いの傷痕は、1世紀を経た今も深く残っている。(フランス北部ベルダン 三井美奈)

 遺骨は枯れ枝のように黒ずんでいた。大戦に出征し、35歳で行方不明となった祖父との「対面」。ロベール・アラールさん(76)は、涙が止まらなかった。今年2月のことだ。