東京裁判判決から70年 パール判事の家族「父の仕事を誇りに思う」 インドでの知名度向上へ伝記作成

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インド東部コルカタで、パール判事の写真の前でインタビューに応じる9女のスムリティカナ・パールさん

インド東部コルカタで、パール判事の写真の前でインタビューに応じる9女のスムリティカナ・パールさん

 第二次世界大戦後、日本の指導者の戦争責任が問われた東京裁判が終了して12日で70年となるのを前に、判決書(反対意見書)で「被告全員無罪」を主張したインド出身のパール判事(1886-1967)の家族が産経新聞のインタビューに応じた。「父の信念に基づく主張を誇りに思う」と話してパールの功績をたたえ、これまであまり知られていなかった家庭人や篤志家としての側面に触れた。(コルカタ 森浩)

 「父は他人を尊敬して、公平に扱うという気持ちを強く持った人だった。そのことが判決書にも反映されたのかもしれない」

 インド東部コルカタの自宅で取材に応じたパールの9女のスムリティカナ・パールさん(78)は、在りし日の父を振り返った。パールは14人の子供をもうけ、2人が存命だ。