中国紙「安倍首相の読書は右翼本」 本紙・湯浅記者らの著作批判

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安倍晋三首相がフェイスブックに投稿した写真。年末年始の読書用に購入した本を紹介している(フェイスブックから)

安倍晋三首相がフェイスブックに投稿した写真。年末年始の読書用に購入した本を紹介している(フェイスブックから)

 【北京=西見由章】安倍晋三首相が年末年始の休暇中に読書すると紹介した書籍について、中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報(電子版)が「右翼の本だ」とかみついている。

 安倍首相は先月29日、年末年始に読書などで「栄養補給したい」とフェイスブックに投稿。写真には作家、百田尚樹氏の『日本国紀』(幻冬舎)、垣根涼介氏の『信長の原理』(KADOKAWA)、産経新聞特別記者、湯浅博氏の『全体主義と闘った男 河合栄治郎』(産経新聞出版)が写っていた。