新時代

第4部ポピュリズムの脅威(1) 暴走する民意「分断」呼ぶ

 ポピュリズム(大衆迎合主義)が世界各地で台頭するなかで、民主主義の母国といわれる英国も例外ではない。2016年の国民投票で決まった欧州連合(EU)離脱は10月末まで再延期され、「民意」の行方はさらに混沌(こんとん)としている。

 12日の離脱期限を目前とする11日未明まで日をまたぎ8時間以上の激論が交わされたブリュッセルでのEU特別首脳会議。メイ英首相(62)は終了後、「延期を求めなければならなかったことに、多くの人が大きな不満を持っていることは分かっている」と疲れきった表情で述べた。

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