「北朝鮮ブーム」冷え込む中朝国境 米朝会談物別れで

対岸の北朝鮮・新義州で建設中の大型施設。工事は進んでいない(藤本欣也撮影)
対岸の北朝鮮・新義州で建設中の大型施設。工事は進んでいない(藤本欣也撮影)

 中朝国境最大の都市、中国遼寧省丹東で1年前に始まった“北朝鮮ブーム”が急速に冷え込んでいる。2月の米朝首脳会談が物別れに終わり、期待していた対北制裁の緩和が見通せなくなったためだ。北朝鮮労働者の出国が相次ぐ中、中国の地元企業は悪戦苦闘していた。(丹東 藤本欣也)

 丹東では、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が電撃的に訪中した昨年3月下旬以降、中朝関係改善と対北制裁緩和を見越し、投資ブームが起きた。

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