中朝首脳会談

中国トップ「鬼門」の訪朝 華国鋒氏ら、後に災い

20日、平壌国際空港に到着し、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(前方左)とともに儀仗兵の前を歩く中国の習近平国家主席(前方右)。中国中央テレビの映像から(AP)
20日、平壌国際空港に到着し、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(前方左)とともに儀仗兵の前を歩く中国の習近平国家主席(前方右)。中国中央テレビの映像から(AP)

 【北京=藤本欣也】中国と北朝鮮の間ではこれまで、首脳の相互訪問が繰り返されてきた。ただ、その歴史をひもとくと、北朝鮮訪問によって災いを招いた中国首脳が少なくない。中国のリーダーにとって訪朝は“鬼門”かもしれない。

 1978年5月4日から1週間、北朝鮮を訪問したのは華国鋒共産党主席(当時)だ。

 華氏は76年の毛沢東死去後、文化大革命を主導した四人組を逮捕し、主席の座に就いた。しかし「毛の決定と指示は全て正しい」とする「二つの全て」を提唱し、毛の神格化に反対する●(=登におおざと)小平副主席(同)と対立していく。