新時代

第7部 日米安保の行方(上) ただ乗り防衛、批判再び

死活的に重要なホルムズ。日本は当事者だ

 トランプ米大統領は、日米安全保障条約に不満を示し、ホルムズ海峡情勢をめぐっても自国による船舶防衛を求め、波紋を広げた。真意はともかく、日本は新たな時代の日米同盟にふさわしい自助努力を再考すべきときにきている。

 6月中旬、東京・市谷の丘にそびえ立つ防衛省庁舎の地下3階。「J3」と称される陸海空3自衛隊の運用を担う中枢部門で、中東・ホルムズ海峡情勢をめぐる対処方針が話し合われた。同13日に発生した日本企業が運航するタンカーへの攻撃に対し、自衛隊がとり得る選択肢を精査することが主眼だった。

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