友人がいるデモ隊に『撃て』 「耐えられなかった」 ミャンマー警察官語る

19日、クーデターが起きたミャンマーから逃れてインド北東部ミゾラム州で生活する家族(AP)
19日、クーデターが起きたミャンマーから逃れてインド北東部ミゾラム州で生活する家族(AP)

 【シンガポール=森浩】国軍がクーデターで実権を握ったミャンマーで、市民らの国外脱出の動きが広がる中、西側のインドに逃れた複数のミャンマー人が産経新聞の電話取材に応じた。越境者の中にはデモ隊を取り締まる警察官も含まれており、「友人も交じっているデモ隊に向かって、『撃て』という命令が耐えられなかった」と振り返った。

 ミャンマーからの入境が特に相次いでいるのは、インド北東部ミゾラム州チャンパイだ。ミャンマー西部チン州経由で国境を越える市民らが後を絶たない。州政府関係者によると、チャンパイ近郊には少なくとも3つの収容施設が設けられ100人以上が滞在している。