街のチンピラからセレブに成り上がるジャーマンドリーム。「日本人は農家と漁師をもっと大事にしろ!」説教も

酒呑み鉄子の世界鉄道旅
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旧東西ベルリンを分断していた国境検問所「チェックポイント チャーリー」。無料レンタルできるコスプレグッズがあり、係員がインスタグラム用にハッシュタグを案内するなど、いまや人気の観光地だ

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 【酒呑み鉄子の世界鉄道旅 地酒を飲みまくるドイツ鉄道の旅(5)】新旧クラフトビールを飲み比べ、ほろ酔いで歩くドイツ・ベルリンの旅。言い訳するようだが、何も酔っぱらうためだけに、わざわざこんな遠くまでやって来たわけじゃない。ベルリンでは毎年、「rolling pin(ローリングピン)」という美食情報を発信しているメディア会社が中心になって、世界のシェフが集まるフードシンポジウム「CHEF DAYS(シェフデイズ)」を開催している。4回目の今年、初めてアジアのシェフがステージに立つことになり、その取材に来たのだ。仕事ですよ、仕事。(写真・文/トラベルジャーナリスト 江藤詩文、取材協力:ドイツ観光局レイルヨーロッパローリングピン

 フランスやオーストリアといったヨーロッパ諸国から、綺羅星のようなスターシェフが集結した中でも、会場をひと際盛り上げたのは、やっぱり地元ベルリンのティム・ラウエ氏だった。