びっくりサイエンス

息ぴったりのダンス ときに浮気も 鳥類の繁殖戦略

互いに羽を震わせ、ダンスをするタンチョウのつがい(武田浩平・総合研究大学院大特別研究員提供)
互いに羽を震わせ、ダンスをするタンチョウのつがい(武田浩平・総合研究大学院大特別研究員提供)

 一夫一婦制のつがいを形成する鳥類の仲間が、繁殖を成功させるためにさまざまな戦略を使っていることが最近の研究で明らかになってきた。タンチョウは協力して子育てに当たるために、熱い「鶴の舞い」で絆を強めようとする。一方、シジュウカラはより多くの卵を孵化(ふか)させるために“浮気”をすることが分かった。

70年前の仮説を検証

 タンチョウは、鶴の舞いと称される優雅なダンスをつがいが披露するが、まだ繁殖に成功していないペアほど息の合った舞いを踊ることが、総合研究大学院大の研究で分かった。