僧侶が埋める福祉の隙間 大阪・平野の三浦さん

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デイサービスでボランティアの子供たちと利用者がゲームをする様子を見守る僧侶の三浦紀夫さん(右から2人目)。「僧侶は福祉制度の隙間を埋める」と語る=大阪市平野区

デイサービスでボランティアの子供たちと利用者がゲームをする様子を見守る僧侶の三浦紀夫さん(右から2人目)。「僧侶は福祉制度の隙間を埋める」と語る=大阪市平野区

 高齢者施設を「寺の出張所」と位置づけて、よろず相談から葬儀の依頼まで受け付ける僧侶がいる。真宗大谷派瑞興寺(ずいこうじ・大阪市平野区)の三浦紀夫さん(53)。施設を運営するNPO法人「ビハーラ21」の事務局長を務め、大学の講義やセミナーで体験を語る。百貨店の元仏事相談員という異色の僧侶の取り組みは、厚生労働省が提唱する地域包括ケアシステムや、寺院の在り方を考えるヒントになるかもしれない。(小野木康雄)

 「きょうはこの後、5年の付き合いがあった高齢女性のお通夜なんです」。11月27日、三浦さんは浄土宗應典院(おうてんいん・大阪市天王寺区)で行われたセミナー「おてら終活カフェ」で語った。