深刻化する子供の運動離れを防ぐ切り札として、ドイツ発祥の子供向けボール遊び教室「バルシューレ」の注目が高まっている。「投げる」「蹴る」「跳ぶ」などの組み合わせで構成され、スポーツに共通する基礎能力や社会性を幼少期に身につけることを目的に開発されている。日本でも首都圏を中心に浸透してきており、3月には関西初の教室が神戸市に開校。「子供が運動するきっかけに」と期待が高まっている。(林信登)
神戸市灘区のフットサルコートで2月中旬、サッカー教室運営の「クレセル」が開校するバルシューレの体験会が開かれ、就学前や小学校低学年の子供約20人が集まった。