関係悪化も訪韓日本人旅行者が増加 若者が牽引、ディープなガイドブックが人気

 「過去最悪」といわれるほど日韓関係が悪化するなか、韓国を訪れる日本人旅行客が増加している。格安航空会社(LCC)の増加などもあり、安価に短い泊数で気軽に行けることが要因とみられる。最近は現地人のような「住むように旅行する」スタイルがトレンドに。改元に伴う10連休のゴールデンウイーク(GW)を迎え、現地の人に聞いた「ディープ」な旅行ガイドブックの需要も高まっている。(大渡美咲)

 韓国観光公社によると、昨年韓国を訪れた日本人観光客は294万8527人と、前年より27.6%も増加した。昨年12月~今年2月でみても67万8247人と、前年同時期よりも15万人近く増えている。