日本初の炭酸水商品化 復刻サイダーでPR

試験販売されている「復刻版京都笠置炭酸サイダー」=京都府笠置町
試験販売されている「復刻版京都笠置炭酸サイダー」=京都府笠置町

 明治時代に日本で初めて天然炭酸水を商用化した知られざる歴史をアピールしようと、京都府笠置町と民間が出資した「笠置まちづくり株式会社」が炭酸飲料「復刻版京都笠置炭酸サイダー」の試験販売を始めた。ラベルには明治期に販売された商品のデザインを再現。町は「新たな町おこしの名物商品に育ってほしい」と期待をかける。(西川博明)

 笠置町によると、京都府史などに、明治5(1872)年に当時の上有市村(現・笠置町)を流れる木津川沿いで炭酸泉が湧き出ているのが発見されたとの記録がある。80代の町民の中には、炭酸泉と砂糖を混ぜて“天然サイダー”として飲んだと話す人もいるという。