発達障害「生きづらさ」を生きる第3部(3)

採用面接 隠さず打ち明けた

発達障害があったり、疑いのあったりする学生らが多く訪れた就職説明会=大阪市
発達障害があったり、疑いのあったりする学生らが多く訪れた就職説明会=大阪市

 「障害者であることにあぐらはかきたくない。できることは、健常者と同じようにしたいんです」

 大阪府内の図書館で司書として働く太田かなえさん(30)=仮名=は同僚から指示を受けると、必ず優先順位を確認してから作業にあたるようにしている。発達障害の一つ、自閉症スペクトラム障害(ASD)があり、一度に複数のことを抱えると、パニックを起こしてしまうためだ。指示された内容はその場でメモを取り、同僚に間違いないかも確認してもらう。

《連載》発達障害「生きづらさ」を生きる
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