昭和の電車

(11)叡山電鉄デナ1型 福福しく叡山詣で

 「京都と福井を結ぶ『京福電鉄』という大スケールの私鉄があって、3階建ての電車が走っている…」てなことを書いた小説が最近話題になった。3階建てはデタラメだが同名の私鉄は実在する。嵐山を走る通称「嵐電(らんでん)」がそれだ。少し前までは福井県内の路線と、通称「叡電」の3グループが同一資本で束ねられて「京福」と名乗っていた。