昭和の電車

(20)国鉄阪和線モタ303号 姥桜、迫力の力走

 旧国鉄阪和線の前身たる阪和電鉄は、戦前我が国で最高のスピードを誇った栄光の電鉄。大阪-東和歌山間をフルノッチ(トップギヤ)入れっぱなしで、最高120キロで走破。表定速度81.6キロは、昭和34年のビジネス特急「こだま」がスピードアップするまで破られなかったという偉大な記録だった。