withコロナ時代の健康相談

第2回 「医療機関への不安」が病院に向かう足を遠のかせる?

 前回に続き、全国3000人以上の方から回答を頂いたアンケートの結果を見ていきます。コロナの流行前、回答者の実に9割の方が何年かに1回は検診を受けていました。

コロナ流行前に「健診を受けていなかった」人は12.7%のみ

 それが今年度は、その3分の1が検診を延期ないし中止しています。そして、通院中の方の約2割が受診回数を減らしています。

 これは、病院の受診患者数の減少データと概ね一致します。昨年4月7日に関東圏と関西圏を中心に「新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言」が出て、病院や検診センター・人間ドックの受診者は急激に減少しました。病院も検診機関も初めての経験で、潜在的感染リスクの高い内視鏡検査や呼吸機能検査を止めたり、中には人間ドックや検診自体を中止したりしたところもあります。

浮かび上がった「受診控え」の現状とその理由