民間ロケット宇宙へ

(3)初打ち上げに2万人 新たな観光資源

ロケット見学場となる和歌山県串本町の田原海水浴場
ロケット見学場となる和歌山県串本町の田原海水浴場

 「ロケットが打ち上げられれば、観光の目玉になり、町の活性化、まちおこしにつながる。串本はこれまで海水浴や釣りのイメージが強かったが、新しい魅力が加わる」

 ロケット発射場の「スペースポート紀伊」が建設されている和歌山県串本町。令和3年度中に予定されている初の打ち上げを前に、町企画課ロケット推進グループの宮本宏保班長(46)はこう期待する。

 県の想定では発射当日、いずれも人口約1万4千人の串本町と那智勝浦町に足を運ぶ来訪者は、合わせて2万人にのぼる。両町は、こうしたロケットファンらが発射の瞬間を楽しめるよう、見学場の準備を進めている。