昭和の電車

(38)西鉄北方線323型 ぶさかわ!「箱河豚電車」

 かつて九州の西鉄には、北九州線と福岡市内線という軌道線があって、市電の役割を果たしていた。

 共に広軌(標準軌)であったが、北九州線の支線的存在の北方線だけは狭軌で、専用の車輌が走っていた。元々は馬車軌道に始まる小倉電軌という別系列の会社で、西鉄に吸収時は単車(四輪車)ばかりで、昭和40年においても300番台の番号をつけて10輌程が残存していた。戦後になり、初めてのボギー車が登場、321型を名乗る。