昭和の電車

(47)京阪「びわこ」号60型 連接車のパイオニア

 保存されていた京阪の「びわこ」号が、実際に走れるように復活整備されるとのニュースを、あちこちで耳にするようになってきた。うれしい限りだ。

 「びわこ」号こと京阪60型は、誕生の経緯からして、非常にユニークな特徴を数多く備えた車輌だ。鉄道線(高ホームから乗降)たる京阪本線と軌道線(低ホームや路面からの乗降)たる京津線を直通運転、乗り換えなしで天満橋から浜大津までお客を運ぼうという発想から、昭和9年春に3本が新造された。