withコロナ時代の健康相談

第7回:コロナに匹敵する「検診控え」によりがんが進行する怖さ

 「最近新聞で読んだのですが、コロナの影響で進行したがんが増えているそうですが、本当ですか? 院内でコロナに感染するのも心配ですし、定期検診を受けていないのも心配です」(60代男性)

コロナ禍で広がる「検診控え」

 新型コロナ感染症がパンデミックとなり、日本でも1回目の緊急事態宣言が出た2020年4月から、かなりの施設が、検診やドックを一時的に中断しました。継続した施設でも、受診する人は極端に少なくなりました。一般病院やがん専門病院でも、がんの精密検査を受診する患者さんが減りました。1年を通してみると、2回目の緊急事態宣言の影響もあり、検診やドックの受診者は例年に比べ2割ほど減ったと推測されます。第2回のコラムに書きましたが、産経新聞の昨秋の調査でも3割以上の方が、検診をスキップされたようです。