大阪の勢いを再び

浪速風
Messenger

夢洲駅(仮称)に直結した超高層タワービルのイメージ(大阪メトロ提供)

夢洲駅(仮称)に直結した超高層タワービルのイメージ(大阪メトロ提供)

 大(だい)大阪と呼ばれた時代がある。大正14年、大阪市は東京市を抜いて全国1位、世界6位の人口を持つ都市となった。市域が拡張されたこと、東京が関東大震災で打撃を受けたことが背景にあるが、それはまあいい。モダンな建築が次々と現れ、夜の道頓堀にはネオンが輝いた。勢いがあった。