浪速風

空疎なスローガンしか記憶にない

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 「理想というものは一番スローガンに堕し易い性質のものです。(略)若しも理想がスローガンに過ぎないのならば、理想なんか全然持たない方がいい」。近代批評の第一人者であった小林秀雄は「歴史の魂」でこう書いている。勇ましいスローガンが国を誤らせた戦時中の文章である。