浪速風

待ち遠しい令和元年の「海道東征」

 改元が近づく。平成を懐かしむとともに、この国に生まれた幸いを思う。私たちの営みが皇室の歴史とともにはるかな昔につながっていることを感じるから。「やすみしし我(わ)が大君の食(を)す国は大和もここも同じとそ思ふ」(万葉集)。大和もここも、だけでなく、昔も今も同じでは。