浪速風

地蔵盆のお地蔵さんに新学期の加護を願う

 「八月の最後の週末に地蔵盆がなければ、ほかの地方の小学生たちは、夏休みがもうすぐ終わってしまう憂(う)さをいったいどうやって晴らすんだろう」。京都出身の芥川賞作家、綿矢りささんが、短編「トイレの懺悔(ざんげ)室」でそんなことを書いていた。関西を中心に23、24日頃行われる地蔵盆は子供のお祭りだ