浪速風

疫神退散を願う京都の茅の輪くぐり(3月16日)

 平安時代、都だった平安京が都市として発展すると疫病の流行が激しくなった。「人々はそれを横死した人々の怨霊のしわざとしたり、外国から渡来してきた疫神によると考えた。たしかに疫病が蔓延(まんえん)する様(さま)は、行疫神が移動しているように見えたのだ」と文化勲章受章の歴史学者、脇田晴子が書いている(「中世京都と祇園祭」)